はひふへほっ。 笑う門には福来たる

~視えない世界にアプローチ、”愛”と”調和”の宇宙の法則で、地に足つけてみんなで幸せ❤~

心を柔らかく

1+1=2
算数のルールの中では、決まりきった答えです。
算数のルールの上での話になります。

 

日本の教育では、小さい頃から覚えれば正解になるルールを優先しています。
暗記ができれば、高得点が取ることのできる学習基準です。
また、これを覚えればいいですよと親切にも覚える内容を決めてくれているのですから、
自分から次に何を勉強したいかを考える必要もなく、
受け身で前に与えられるものをこなしていれば
高評価を受けられるというシステムになっています。


目の前になるものを待つ、
そして、それをこなす。
「どうして、そうなるのだろう?」
「次は何をやればいいだろう?」
という心を持たずとも知識を増やせる、
同じことをみんなが学ぶので
隣の子を見ていれば、マネすればこなせるという
自分の心を使ったり、
自分の頭を使ったり、
ということをしないままでも社会には出ることができます。


算数のルールや、歴史、科学反応などなど
その分野での決まった事柄があります。
つまり、「決まっている」という
「答えは一つである」という価値観が自然と育ってしまいます。


何を言いたいかというと、
スピリチュアル的な生き方、霊性に則した生き方というのは、
「決まっている」とか「答えは一つ」ではないということです。

自由が与えられているということです!

 

勉強でのそれぞれの科目では、科目ごとのルールがあるので
答えは決まっているという価値観が主流になっていますが、
人生観においては、この勉強で培った価値観まで持ち込まないでいい。
持ち込まないでほしい、ということなのです。

 

相談に来られる方の多くは、
当然、自分の望む方向を持ってご相談くださいます。
その気持ちの中には、
「正解がほしい」「これしかない道をどうしたらいいか?」と
自分の中でストライクゾーンを狭めて決めておられ、
それこそ針の穴を通すように自分の考えを狭めて狭めて
生きにくくしながら幸せを望まれています。

占いによく通われる方もそうだと思います。
このストライクゾーンを決めているので
その中での自分としては好む答えをほしいという
狭い狭い範囲の中で何とかしたいと考えておられます。
こういう気持ちを”凝り固まった”と言ってもいいでしょう。


この自分の「答えは一つである」という幼少の頃に培った価値観を
自分の人生でまで引きずらないでいいのです。

それこそ、人よりも点数を取ることが、人よりも秀でることが
人として素晴らしいという価値観を引きずらないでいいのです。

 

自分の価値観を強く持ちすぎる、
自分の心が頑なすぎると、
自分の心が凝り固まってしまうと、
人として「カチカチ」になってしまいます。 

そういう人が我慢しながら努力をすることが
「強い人間」「強い心を持っている」と言われる人も多いのですが、
本当にこれが強いと言えるのでしょうか?


相談者の中で沢山聞く言葉の一つに
「もっと心を強く持ちます!」というのがあります。
この言葉を聞くたびに、
”それ以上頑なになってどうするの?”という言葉しかよぎりません。
強くは自分を我を通す、思う通りになるまで頑固に粘るという意味ではないのです。


柔よく剛を制す


板でも固い板は、ある程度の重さがかかると、ポキっといってしまいます。
しかし、弾力性のあるゴム板は、弾力性が大きいほど負荷が多くとも折れません。
ゴムの弾力性が大きくなる=人の器が大きくなる
ということに相当するようにも思います。


これしかいけないという決まった価値観の「剛」でなく、
自由な偏りのない自分から創造しながら臨機応変の「柔」、
どちらが生きていきやすいか?


自分はこういう人なんだ!と自分を決めつける考えも「剛」ですからね。


心の自由人、
そういう人が愛と調和でもって素直に受け止めらるのだと思います。

(宇宙の法則では愛と調和が基本ですから、ルールというならこの愛と調和の考えに基づくものでありたいのです)

 

心を柔らかくして、できるだけ広い心の器の中で決めること、

決める時には是非意識していただきたいものです。

 

すると、仕事でも恋愛でも家庭のことでも、
頑なでない自由な発想が生まれ、優しさの中から(波動が上がるということになり)問題解決につなげられますから。

                        寧楽感恩