はひふへほっ。 笑う門には福来たる

~視えない世界にアプローチ、”愛”と”調和”の宇宙の法則で、地に足つけてみんなで幸せ❤~

親子・家族という学びの場★3種の軸

子供の日。
セッションの際には、親子で来られることもあります。
春休みやGWであれば遠方から足を運んでくださり、
有難いことだとしみじみ思っています。

 

「気づき」を得る場所や機会として、
学校なら学校、職場なら職場、友人関係なら友人関係、
いろいろな場面で「気づき」を知る手がかりを私たちはもらっています。
その中でも、生まれて最初に所属するグループであるのが
一番近い存在としての家族であり、
また血縁関係として切れることのない繋がりでもあります。

 

だけれども
子と親、反りが合わなければ疎遠になってしまって
せっかくの学びの場であることを見落とされる関係でもあります。
そういう自分と向き合って、「気づく」という過程を経ることで
心から納得ができ、そして心に引っ掛かるものが形を変え、
親と子であっても人と人との学びであったとある着地点を迎えることができます。

 

さて、今日は親子関係で鮮明に違った3種の軸のお話をしたいと思います。
お母様と兄と妹、この3人でセッションに来られ、
お互いに何を考えているのかさっぱりわからないと。
それも、話をしてもわからないと。
親子で何かしら改善しようとしているのだけれども、
双方が理解ができず困っているとのことでした。

ここで見ていくと
この3人は3人とも実は全然違ったタイプでした。
3人3様。

 

タイプ別に示してみると
1.他人軸
2.自分軸
3.自分勝手軸(自分軸が違った形ですぎたもの)

これではお互いに違うわけです。
同じテーマで話をしていても、話がこじれていくのです。
誰が悪いというわけではないのです。
”愛”と”調和”でもって生きようとすると、
他人よりになりすぎでも、自分よりになり過ぎでも行き詰ってしまう。
行き詰って何とかしたいなら、変えてみませんか?という提案なのです。
(私のところに来てくださる方は行き詰っているので何とか変わりたいという
心の変革を求めておられるので、有難いことです)

 

具体的に言いますと、
1.他人軸のお母さん
お母様が本当にお仕事をしながら、
お二人を育てていらっしゃり、更にご自身の体調も悪く
大変な思いをしながら懸命に生きておられる芯のある方。
そもそも体調が悪くなったのは、
「それ以上人に気を遣って、家族のためと仕事仕事と自己犠牲と感じながら
仕事を続けていると本当に大変な事になりますよ。
あなたの人生をより楽しく生きてほしいのです。」という
お母さんの神様からの”自愛”への導きがありました。

 

2.自分軸の妹さん
他人軸のお母さんの自己犠牲心がなく、人に変に気を遣うこともなく、
自分勝手軸のお兄ちゃんのもつ”自愛”はそのままに、
そこにプラスして”調和”するという相手のことも見る視点を持っておられ、
パランスよく自分を保っておられる妹さん。


3.自分勝手軸のお兄ちゃん
とにかく自分に素直、自分を隠せない、
自分の心のままに、心の楽しさを忘れないという
生まれもっての”自愛”を続けてこられています。
しかし、自分のことにしか目が向かない。
”愛”と”調和”を学ぶようこの世に生まれた我々からすると
他人との”調和”が抜けてしまっていました。
だから、人に迷惑を掛けることも何とも思わない、
人のせいにするのも何とも思わない、という
相手の立場になってみる視点が抜け落ちていました。


この3つのタイプをお話しながら、
「お互いにタイプが違うので、お互いが鏡になり、教科書となり
お勉強できる大切な存在なのですよ。特に自愛の行きすぎるお兄ちゃんと、
他人軸でのお母さんは180度考え方、とらえ方が違う、そして中間でバランスが取れている妹さん。
家族でお互いに学べるような環境になっているのですね。誰が悪いというわけではないんですよ。」
と家族がなぜお互いが今存在しているのか、学びがあるのかを説明をしました。


そして、それぞれの方には
1.他人軸のお母さんには、
「家族のために自分が犠牲になっていると思うのは自分を苦しめるだけです。
そう思っても思わなくても、お仕事をして生活なさるならば、そう思わない方が、
体にもよいですから。そして、お兄ちゃんには”こう言ったら私の思いを理解してくれているだろう”と思わないこと。お兄ちゃんはそこまで理解はしていないのです。
だから言葉で一つずつ伝えてあげないと、お兄ちゃんはわからないままなのです。

相手の気持ちを先に考えてしまう他人軸の習慣だと、お兄ちゃんに振りまわされて困ると思われているかも知れませんが、お兄ちゃんはそんなつもりは全然ないんです。」と
他人軸の人が得意な相手の気持ちを察するということができない人もいるということを
お伝えしました。

 

2.自分軸の妹さんには、
そのままでいいからね。でも、お母さんが苦しんでいるのを見て、
迷惑をかけてはいけないと思って、言葉を我慢するのはやめる方が、
お母さんも嬉しいと思うよ。だからもっと思ったことを話をしていいからね。
そして、お兄ちゃんがよく理解できない時には、質問する。
今までお母さんにもお兄ちゃんにも遠慮をして言葉にして言ってこなかったけれども、
これからお互いに理解し合うためだと思って言葉にしていいからね。」
と、一番年下で遠慮をしながら自愛するのではなく、
家族の一員として堂々と話をしていいですよとお伝えしました。

 

3.自分勝手軸のお兄ちゃんには、
自分の気持ちに正直・素直なことは、素晴らしい事なのでそのままでいいよ。
人の顔色を窺わないで自分に正直なことは、そのままでいてね。
でも、家族でもそうだけれども、学校でそして社会でより輪を広げていきたいならば
相手と”調和”することを考えてみましょう。すると、みんなからも理解されるからね。
その方法は、相手の気持ち・立場になって考えるという視点を持つこと。
そのためには、とにかく相手を観察すること。自分ばっかりになると相手をしっかり見ないでしょ。
コミュニケーションは相手の言葉を理解して、自分が言葉を発する。
行動も一緒だから、自分だけの一方通行にならないように。」
と、自分勝手になるのは、相手の気持ちや立場を理解しないので、
自分の気持ちが行きすぎて相手に迷惑になったり、暴力的になったりしてしまうので
それを見直していきましょうとお伝えしました。

 

セッション中には、家で起こった出来事での捉え方や思ったことが全然違っていたことに驚いたり呆れたりでお互いの違いを発見しながら、セッション後には、なぜ何度も色々なところでカウンセリングを受けても今までお互いに理解ができずに苦労をしたのか理由、対処方法がわかり笑顔で帰って行かれました。


家族での学びと
いろんな本や人が言葉で簡単に言っているとは思うのですが、
「その学びとは一体全体何ぞや?」と
それこそわからない方も沢山あると思います。

言葉が・・・
行動が・・・
と小手先の小さいことに眼を向けて考えてしまうと
なかなか何の学びなのかに気がづかない、気づけない。

この言葉を発する考え方の基
その行動を行う考え方の基
ここに眼をつけなければ
永遠に理解できないままの関係になり
修復方法がわからないままになります。

 

家族や人間関係でうまくいかないな、
行き詰ったなと思う方には
まず今日書いた3種のタイプを振り返ってみてください。
自分を愛し、
自分を愛す方法がわかれば他人も愛せる、
そういう自分軸の和が広がれば
心地よい生活も広がります。


あなた一人の考え方が変わるだけでも
波動がかわり、視えないところでの変化が起こってきます。
あなたの神様が視えないところでしっかりとサポートしてくれていますので、
それは一人だけでの変化でもいいのです。

 

言葉、神様が与えてくれたコミュニケーションツール
だから、是非愛と調和の活動に有効に使っていきましょう^^

                       寧楽感恩