時間編~自愛からの慈愛
今年も残すところ2週間と少しとなりました。
師走と言われるように、師も走ってはおれるでしょうが、
バタバタと過ごされている方も多いのではないでしょうか?
忙しいが口癖となっている方々に
忙しさの中で限りある自分の時間を丁寧に生きるのを忘れてしまいがちな方に
時間をテーマに書いてみたいと思います。
私は、書道でもご相談でもご依頼を受ける時には主にメールでやり取りをしています。
そのメールからでも心の状態の波動は伝わってくるのは、もちろんのことですが、
最近それよりももっと感じ入ってくることがあります。神様はこの点について伝えて欲しいということのようなのです。
さて、それは何でしょう? お気づきの方には、すでに”自愛”と”慈愛”の視点が育っているのだと思います。
私の場合だと、メールのやりとりをする際には
・合理的だけを求めるだけでなく、最適なもの内容にする
・何度も相手に返事を求めるような書き方はしない
・言葉は短い方がいいが、伝わらないようでは意味がない
というようなことを心掛けています。
また、例えば、具体的なところから
・すでに予約日を決定するやり取りをした後、希望の日を間違いで変更要望(メールにも切羽つまった気持ちを伝えておられました)
・深夜に送ったメールを「こんばんは」~から始まる同じ文面で翌朝にも再信(同文を朝に「こんばんは」で送るほど焦っておられたのでしょう)
・希望日時の候補・電話かスカイプかなど、一つの項目が決まったらその後に次の項目の変更・確認(気になるところを先に連絡してこられるのでしょう)
()の部分は、私が感じた心ですので、実際、ご本人はどうだったのか聞いてはいません。私も含め誰でもケアレスミスはあります。メールの返事が、深夜やすぐにはできないこともあるでしょう。
焦っていれば、送ったのか送ってなかったのか頭で混同してしまうこともあるでしょう。一つが終われば、「まだ残っていた!」と一つ一つしか確認できない方もあるのはあるでしょう。
それぞれの人にとって
その時の事情やその事情よっての心の状態がありますから
そういうこともあるなと受け止めて、お返事をするようにしています。
(仕事だからというわけでなく、仕事でもプライベートでも同じです)
そろそろ、ピンと来られた方もあると思います。
時間に対して意識が薄いのではないですか?
(この世で生きるあなたの時間は)有限なのに・・・・・
時間を大切に使っている感覚はありますか?
有限なのに・・・
自分の時間を丁寧に生きていますか?
有限なのに・・・
相手の時間を尊重していますか?
有限なのに・・・
1日24時間と平等に1日の時間を与えられていますが、
寿命はバラバラで、この世での時間制限を持って生まれている私たち。
その時間を後回しにしすぎていませんか ということです。
つまり、
"有限な時間という命を”自愛”していますか?"
"有限な時間という自分以外の命を”慈愛”していますか?"
忙しい・焦る・慌ただしい・~~までに・やらなきゃ などなど
このような心でやっていると、
この心の通り、宇宙の法則通りに思ったことは現実になりますから、
また忙しいや焦る、慌ただしいや期限に縛られる などなど
自分にとって心が”快”の波動なるような平穏・穏やか・平常心・冷静とは反対の
”負”の波動を発生する心・考え方にさいなまれる状態がやってきます。
すると、どんどんと悪循環が心だけでなく、そう思っている時間分だけ繰り替えされてしまうようになります。
焦って余計失敗して時間がより掛かってしまったり、
忙しいと毎日がいつまでたっても忙しいままだったり、
みなさんも経験があると思います。
かつて月刊誌の編集長をしていた私は、それこそ365日休みなく、反”自愛”の塊で体も壊すし、いつも心は慌ただしく生きている心地がしませんでした。
このような状態から脱出するためには
時間に対する自愛もお奨めします。
自分の時間を大切にするという”自愛”を始めるには、
①焦り・忙しいなど時間に掻き立てられたいる自分に気づき、鎮める・・・”快”の状態になる
②どちらでもいいこと・後回しにすることを潔く決める
③やりたいこと・優先してすることに快く取り組む
このようにやっていくと
自分が自分の時間を生きている、大切できているな~という感覚がしっかりと芽生えてきます。
「どうしてあんなことに時間を掛けていたのだろう?」と死に時間を作っていた自分が理解できてきます。
(目に見えるくらい状況や周囲の人が変わってくるまでには、少し時間を見ていただくといいと思います、焦りは禁物)
時間に追われている
時間に合わせている
時間に扱われている
このように時間版他人軸でなく
時間を生きている
時間を使っている
というように、主体的に時間を使っている自分軸となり
「心も満たされる」ことにも繋がります。
時間のためにあなたが存在するのではなく
あなたの輝く命のために時間が存在するのです!!!
【いつも忙しい忙しいと思って言っている方へ】
”思ったことは現実になる”という宇宙の法則で、
忙しい未来を自分で作っていくことになります。
有限な時間ですから、自分の心に「やること事項」の優先順位を聞き、
その心に従えるようになる習慣、どちらでもいいことはやらない習慣など、自分のために変える勇気も欲しいと思います。
抱えてしまう自分を、幸せに生きるために抱え過ぎない自分に少しずつシフトしていければいいですね。
こういう時間の使い方の見直しも”自愛”活動ですから。
【いつも友人の長い話に付き合うのに疲れて・面倒でと困っている方へ】
疲れたり、面倒だと思うくらいに自愛できていない時間を過ごす、
少し強く言うと「死に時間」を自分で増やして、時間への自愛がないのですから、
”類は友を呼ぶ”という、これまた宇宙の法則の一つが作用して
友人も自分の時間を大切にしていないでしょう。
自愛の意識がない友人ならば、あなたの時間を大切に考えたり、尊重したりという時間の”慈愛”には当然意識がないでしょう。
こう理解していると、だらだら話を聞くのではなく、「相談なら聞くよ」などあなたの聞き方を変えることもできるでしょう。
注意してほしいのは、あなたが折角辛いながら話を聞いたとしても、
友人には不平不満を言わせてしまう時間をあなたが作っていることになり、
実際は友人に不平不満を言う未来を創造する手伝いをしていることになります。それでまたあなたが聞き役になる時間が待っている・・・
もし、あなたが自分の時間を大切にしていく中で、
友人が「冷たくなった」など、あなたに不快感を表明したとしても
あなたの大切な時間を”慈愛”してくれない友達なら、いつかは続けることの難しい関係になるでしょう。
それよりも、あなたが時間を”自愛”すると、あなたと同じように”自愛”ができ”慈愛”を考えてくれ、また同じ波動の方が現れますので、自分のために恐れないで”自愛”活動をしてみてください。
【イライラすることが多い方に】
イライラしている間には、そのあいだ中、その対象になる人や物ごとを考えてしまいますよね。
そのあいだ中、イライラしたくないと思っている気持ちと裏腹に、どんどん出てくる。
自分をつらい気持に浸からせているという、完全な自分いじめな反”自愛”です。
イライラしてもしなくても、その対象になるものは変わりません、いや、宇宙の法則からするとより嫌な状況を生み出すことにも繋がります。
だからこそ、イライラする時には”自愛”を優先して、
「どうしてわかってくれないの?」「どうしてそうなるの?」と相手に向かう意識は横に置いて、
自分のために「自愛、自愛」と、自分へより意識を戻されることをお勧めします。
【秘書やサポート役を置いている社長さんの場合】
それは社長さんの時間への”自愛”。
忙しい仕事の中で、自分がメールや電話を取っていると自分の仕事が中断して進みが遅くなります。
だから、人の力を借りて自分の時間を守っておられます。
宇宙の拡大していく波動(この波動は、生命維持・拡大の可能な豊かさも含む)は、
人間でいう”愛”と”調和”の波動と似ているので、
”愛”にあたる時間の”自愛”をすることは、「物質的・経済的な豊かさ」にも繋がる ということです。
ビジネスでよく言われる「Time is Money」も、単に働けば時間分だけお金になるという現代の社会のシステム視点に惑わされることにはならず、
この自愛的な視点で考えると、理にかなったものになるのです。
【会社に勤めていらっしゃる方に】
時間”自愛”の考え方の一つを紹介しますと、
会社の就労開始時間も会社が決めた と他人軸的時間だとすると、”負”である反”自愛”
自分が決めてその会社の勤務し、その勤務時間にしたと自分軸的時間とすると、”快”である”自愛”
お金のために割り切って働いているとしても、
あなたがどのように思って(今回は時間的な”自愛”)仕事をしているかによって、
あなたの波動に合い相応しい状況や人、ひいては豊かさも、引き寄られる未来がどんどんと変わっていきます。
相談を受けたことや私の思いつくところで【】の部分を書いてみました。
それぞれの生活状況の中で、それぞれの時間の”愛し方”があるでしょう。
ただバタバタした1年というのではなく、時間を愛した結果のバタバタ
なんとなく過ぎたた1年というのではなく、時間を愛した結果の特に何も大きいことはなかった、
そういう時間の愛し方でいいと思うのです。
時間の”自愛”を意識して、”慈愛”を考えると
相手に時間を取らせて悪いからという罪悪感、
時間を取ってもらうのはと気を遣って相手の顔色をうかがうのは他人軸、
こんな”負”の波動を発生する考え方になってしまうという方もあるかも知れません。
そんな時には、罪悪感も他人軸もあなたの過去の経験によってできた心のフィルターによるものだからと自覚をする。
そして、ただ”感謝” でいいのです。 ”感謝”を通り過ぎて、”負”にもっていく必要はないのです。→それが考え癖です
もらい上手が感謝上手 - はひふへほっ。 笑う門には福来たる
相手の時間を大切にするという”慈愛”という思いやり忘れないでいきましょう!
相手の時間を必要以上に削がない という思いやりを❤
今日も、私にブログを書く時間を与えてくださり、”自愛”からの感恩!
今日も、あなたの大切な時間を使ってこのブログを読んでくださって、”慈愛”からの感恩! 寧楽感恩
追伸;
ブログ冒頭の「それよりももっと感じ入ってくることがあります。それは何でしょう?」の私なりの思いは、
時間への”愛”という自愛と慈愛の意識。自分のことが精一杯で、相手の時間への”慈愛”がおろそかになっているなということです。
私自身、セッションでは、同じ時間を使ってもらうなら、より幸せに・より心が軽くなり・より身に付き・より多くを得てもらえるよう背中を押すお手伝いにと、
メールのお返事では、同じ時間を使って読んでもらうなら、より正確に伝わり・余計なお手数を掛けないようにと、と”慈愛”を胸にやってはいますが、「まだまだだね~」と失笑をされている方もあるかもしれませんね。そんな時間にも感恩!