努力は自分を裏切らない
冬季オリンピックも幕を閉じようとしています。
記録には届かなくとも、記憶として人々を感動させてくれた選手。
その選手の思いがヒシヒシと空気感にも表れていました。
ありがとうを伝えたいです。
鑑定をしていると、お仕事の件であれば、
「この先、私は昇進できますでしょうか?」
「上司には認められているのでしょうか?」
「このままでいいのでしょうか?」
というお声を聞きます。
お気持ちとしては
「自分の頑張りが認められたい!」
という子供の頃からの教育環境を考えると、
このように思ってしまうのは無理もないことなのかもしれません。
しかし、ここで注意点があります。
この「認められたい!」というお気持ちは
”相手から認められたい”という、他人軸。
自分軸ではないんですね。
他人の価値基準・考え基準で自分を評価してもらうように考えている
「他人軸」の考え方なのです。
他人軸の考えは【負】の波動を起こす考えですので、願いはなかなか叶えられなくなるという現実的な面を引き起こすことにもなります。
「認められたい!」と苦しく、つらく、一生けん命頑張っているのに、自分の思い描くようになっていかず心まで疲れてしまう方の多くは、この悪循環にはまってしまっておられます。
仕事で成功されている方は、人からはそれは無理だと言われたけれども、自分は自分を信じてやってきた結果、この成功につながりましたとおっしゃる方が多いです。「自分軸」でしっかりと、歩んでこられた結果と言えます。
また、仕事を楽しんでどんどんとやっていくうちに、成功と呼ばれるような成果が出せるようになりましたと、他人の目を気にせず、他人と比較せず、自分自身だけを見るという「自分軸」で、進めてこられた成果だと言えます。
あくまで、自分なのです。
自分がどれだけ心を込めてできたか?
自分がどれだけ自分らしく創意工夫ができたか?
自分がどれだけ楽しい側面を見いだせたか?
自分にとって有意義だと思う時間になったか?
自分自身の精一杯として、その時のベストを尽くしたのか?
自分としては満足はいかなくとも、納得がきるまでできたか?
自分との対峙することの方が「自分軸」であり、
他人基準にさせることなく自分の心で立つことができる考え方だと言えます。
どうしても、人の評価は気になるところです。
私も鑑定後のお客様の反応、書道の作品や原稿の感想は気になるところです。もし、「ここは変える方がいいな」とか「もう少し、なんとかならないかな」と考えることは、自分自身のステップアップに繋がることですので、人の意見に一喜一憂することはありません。
気にしすぎると、それで心がパンクしてしまいますからね。
それよりも、自分の魂の親からの合図の直観で、足らない部分は自分で補う方向に進む方が、はるかに自分の本来の歩みや流れに乗ることができます。
だからこそ、
努力は報われないのでなく、
「努力は自分を裏切らない」。
私は、本当にこの言葉が好きです。
あなたがしていることは、あなたが一番よく見ています。
そして、あなたの魂の親である神様も見てくださっています。
魂の親がついてくれているのですから、千人力以上のバックが後ろについていると思って安心していいのです。
他人軸で考えなくなり、自分軸で考え始めていいのです。
自分がしていることは幸せな未来になるために
必ず、絶対に つながっていると信じておられていいのです^^
なにしろ、神様がいらっしゃるのですから、心配ありません。
が、神様はいつも見てくださっていますが、
「その方法では、ちょっと困りますよ」という時には、
いくらやっても停滞した状況を作ってくださいますので、
自分軸視点で、仕事であればやり方を変えたり、工夫がいるのだなとか、視点を変えるなりしないといけないんだなと、自分を振り返ってみてください。
寧楽感恩